医療法人愛育会 愛育病院

医療安全委員会の設置

当院では、病院長を安全管理者とし、医療安全委員会を設置しています。
安全管理のための医療安全管理指針を策定し、安全管理研修の実施や院内感染対策、医薬品・医療機器の利用に関する安全管理を行っています。また、各部門長が医療安全推進担当者となり、現場での医療安全の教育を行っています。

主な医療安全管理活動について

• インシデントレポートとその分析の実施

  現場スタッフが経験したヒヤリ・ハットした事例をインシデントレポートとして収集・分析することで、アクシデントが実際に起きないよう予防対策を講じています。本レポートを日々業務改善に役立て、更なる医療事故の防止に努めています。

• 医療安全に関するルールづくりと徹底に向けた取り組み

  インシデントレポート内容や業務手順の見直しを行うことで、より安全なルールの策定を行っています。OJTによる指導や研修を通して、その徹底を行っています。

• 医療安全管理に向けた講習会・研修会への参加

  全ての分娩に新生児蘇生法を習得したスタッフが立ち会える医療体制を取るために、看護部職員（助産師・看護師）は、「新生児蘇生法（NCPR）講習会」を定期的に受講しています。また、分娩時の母体急変時にも素早く対応できるよう、医師・助産師を中心に「母体救命（J-MELS）講習会」を受講し、コースを修了しています。

• 感染対策の実施

  当院では感染対策チームを組織し、院内感染対策に取り組んでいます。

急変時の対応

万が一妊婦さんの体調が急変した場合には、当院で1次対応後、高度な医療を提供する機能を持つ連携先病院に救急搬送を行います。